アハ・プナナ・レオ

アハ・プナナ・レオは、1983年、伝統あるハワイ語を後世に残すために設立しました。そして現在は、言語を復活したモデル事例として、注目されています。

ハワイでは、90年間ハワイ語の使用が禁止されていましたが、アハ・プナナ・レオが、数十年にわたり、多数のハワイ語プログラムを作り、ハワイ語が消滅危機である認識を高めたことで、現在は、ハワイ語継承のために公立・私立の学校でハワイ語教育が行われています。

活動目的

次世代へハワイ語の大切さとその文化の尊さを教え、継承する事を目的としています。

活動内容

ハワイ語を復活することを目標に、ハワイ語の学校教育や学習プログラムを幼児から大人向けに提供しています。

ビショップ・ミュージアム

ビショップ・ミュージアムは、ハワイの歴史研究と保存を目的とするハワイ最大の博物館です。

カメハメハ王家最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女の死後、夫であったチャールズ・リード・ビショップ氏が追悼のために1889年に設立しました。当初、カメハメハ大王の子孫、バニース・パウアヒ・ビショップ王女が集めた、ハワイの美術工芸品や王族の家宝を収蔵するために建てられました。

博物館は当時、ハワイの子供たちの教育を目的としてパウアヒ王女が築いたカメハメハ・スクールの敷地内に建てられ、1960年代にカメハメハ・スクール移転後、ビショップ ミュージアムは拡張を重ね、パシフィック・ホールとハワイアン・ホールを中心に壮大な規模の博物館になりました。

敷地のはずれには、カメハメハ・スクール当時の建物やビショップ・ホールが現在も残されています。設立当初、ビショップ・ミュージアムのコレクションは、ハワイの美術工芸品とパウアヒ王女が相続した王家伝来の美術工芸品を収集したものでしたが、現在は、ハワイと太平洋諸島、ポリネシア全域の美術工芸品、文献、写真など2500万点を超える世界的にも価値の高い貴重なコレクションとなっています。

活動目的

image of Hawaiian Hall Whale

ハワイの子供たちの教育を目的に作られたビショップ・ミュージアムは、現在もその意思を受け継ぎ、ハワイ伝統文化をより深めるための施設です。

また、太平洋地域における自然史、文化史の主要研究機関であり、その研究と教育プログラムは世界的にも認められています。

活動内容

image of teaching culture to youth

ビショップ・ミュージアムのコレクションは、最善な方法で収蔵され、ハワイと世界がその価値への理解を深められるよう維持しています。

ビショップ・ミュージアムは、ハワイ独自の文化遺産と自然環境を学ぶために人々が集まる拠点となっています。現在も様々なコレクションの展示、定期的なエキシビション、イベントなどの開催を通じて、ハワイや世界中の人々に学びと憩いの場を提供しています。

image of feather cloak

ブループラネット財団

ブループラネット財団は、2007年の財団設立以来、ハワイで持続可能なモデルを作り、化石燃料から100%再生可能エネルギーに移行するための取り組みを行っています。

活動目的

ブループラネット財団は、クリーンエネルギーと気候変動に関する目標を推進しながら経済を後押しし、コミュニティ繁栄を支援するための政策を推し進める活動を行っています。

2015年6月、ハワイ州は米国で初めて「100% 再生可能エネルギー法」を可決しました。これにうよって、ハワイ州の電力の100%が2045年までに再生可能エネルギー資源に移行する必要があります。

この長期ビジョンを達成するために、ブループラネット財団は、政策レベルとコミュニティ レベルでエネルギー転換をサポートする任務を担っています。

活動内容

ブループラネット財団は、ハワイが100%再生可能エネルギーに移行するために活動しています。

また、専門家として州議会や公益事業委員会での提唱や、世界的に有名な専門家を招集し、コミュニティーへの教育も行っています。

さらに、様々な教育プログラムを通じて、クリーンエネルギーや気候変動の分野で次世代リーダーの育成にも取り組んでいます。

ハワイ・ワイルドライフ・センター (HWC)

ハワイ・ワイルドライフ・センター (HWC) は、ハワイ在来種野生動物を保護するために多面的に活動する団体です。病気や怪我をしたハワイ在来種の鳥やコウモリを保護し、HWC施設で治療・リハビリを行い、野生に戻しています。また、HWCでは、ハワイ在来種の情報やその保護方法など情報を提供するコミュニティ機関としての役割も果たしています。HWC病院施設はハワイ島カパアウに所在しますが、HWCの地理的活動範囲はハワイ州全体に跨っており、オアフ島とラナイ島には小規模なサテライト施設もあります。

2022年はこれまでで最大の野生動物の保護・治療を記録し、ハワイ島カパアウの施設、オアフ島のサテライト施設、そしてHWCパートナー・プログラムを合わせると、ハワイ州全島で905件の病鳥・コウモリを受け入れました。2012年設立以来、年々保護されるハワイ在来種患者数は増加傾向で、3,500羽を超えました(コウモリは希少な患者で年に1~5羽ほどとなります)。生息しているハワイ在来種生物の多くは急速に減少しています。私たちは、傷ついたり、病気になったり、また人為的および自然的な理由によって孤児になったひな鳥などの存在を軽視することはできません。この現状を改善するために、私たちの医療サービスとリハビリテーション・ケアは、在来種全体の保護に大きく貢献しているのです。

HWCの保護のもとで自然界に戻った在来種の鳥やコウモリは、ハワイ地域自然社会を健全にするばかりでなく、ハワイ全島の生物多様性に貢献します。HWCは、脆弱なハワイ在来種生物への有害な影響を緩和するために直接的かつ迅速な行動を遂行するハワイ自然保護活動の全体的なメカニズムに不可欠な機関です。HWCの活動は、ハワイ環境保全システムの1機関として貢献しており、ハワイ在来種生息地の保護、捕食動物の駆除、調査などを行う他団体に目標と成果を共有しています。

活動目的

ハワイ在来種生物多様性保全支援のため、HWCは、救助のための専門知識や、最先端の獣医学的ケア、リハビリを提供しています。私たちのビジョンは、包括的な環境保全戦略とパートナーシップを通じて、あらゆる環境でハワイ在来種生物が回復し繁栄する世界です。私たちの使命は、実践的な治療、研究、トレーニング、科学教育、文化プログラムを通じて、ハワイ在来種野生生物を保護し、保全、回復に助力することです。

活動内容

HWCが言及するハワイ在来種への脅威は以下の通りです: 1) 人的影響、2) 気候変動による影響、 3) ハワイにおける組織的な在来野生生物対応ネットワークの不在、 4) 在来種生物に対する地域社会の無関心などが挙げられます。HWCは、人間と在来種生物の共存を助けるリソースを提供する活動を通じて、ハワイ諸島における在来種生物の絶滅傾向の回復と太平洋内に生息する在来野生生物の減少に歯止めをかけることを目的としています。

HWCは以下を提供しています。

1: ハワイ州全域に生息する在来種鳥類とハワイアン・ホアリー・コウモリ(ハワイ語:Ōpeʻapeʻa)の治療とリハビリ・ケア

2: ハワイ州主要8島とそのほかハワイ諸島での援助

3: 助けを必要とする在来種野生動物に遭遇した人々のストレスや不安の軽減(HWCは「野生動物派遣所」として、すべての野生動物ヘルプコールに対応し、通報者の適切な対応をサポートします。オフィスは年中無休で、あらゆる年齢、人種、属性の方からのお電話に対応しています。)

4: ハワイ在来種生物に関する知識を深める機会(HWCは、米国地質調査所などの政府機関、地元の大学、国立機関の研究者を支援しています。)

5: ユニークな教育の機会(未就学児レベルから大学レベル、そしてそれ以上のレベルまで、さまざまな教育プログラムを用意しています。HWCでは、野生生物保護活動に興味のある学生を対象にしたインターンシップやエクスターンシップの機会も提供しています。)

現在、アンバサダーのイオ(ハワイアン・ホーク)を訓練中で、将来的にアンバサダー・ホーク・プログラムを通じて更なる教育の機会の向上を目指しています。このプログラムの目標は、片目が不自由で自然界への復帰が不可能なマカイオ (Makaʻio) に、バラエティに富んだ食生活、定期的な健康チェック、充実した環境など、質の高い生活を提供することです。マカイオは地域社会と在来種を結びつけ、在来種の生物学、保護、文化に対する興味や学習意欲を育む手助けをしてくれると信じています。マカイオは、教育的な講演の間、人々のそばで快適に過ごせるように訓練されますが、一般の人が彼を撫でたり、パーソナル・スペースを侵害したりすることは禁じられています。

訓練や教育的な講演以外は、マカイオは鳥小屋で自由に飛び回ったりと好きなことができるように、HWCスタッフは環境づくりをしています。私たちはマカイオの奉仕に感謝し、マカイオのために、HWCの定住者として最良の生活環境を築き、文化的に適切な方法で彼を守っていきたいと思っています。HWCは、米国魚類野生生物局(許可番号:MBPER0039501)とハワイ州土地天然資源管理局(DLNR)の許可を取得しており、今後アンバサダー・ホーク・プログラムを遂行していく予定です。

HWC訪問について

HWCでは学生グループの訪問が最も多く、教育的なアクティビティや、当団体の野生動物保護活動や重要な保護問題に関するプレゼンテーションを行っています。教育プログラムは、建物正面の教育パビリオンで行われます。カパアウ施設のホオプラマ・サイエンス&ディスカバリー・センターは、体験型スペースで、在来種野生生物のリハビリテーション、保護、生物学、野生生物医学などを紹介しています。

また、その他の地域団体や観光団体の訪問にも対応可能です。ボランティア活動や企業CSR (企業の社会的責任) 訪問に関しては、その団体の訪問目的・状況(例: 人員配置等)により受け入れることは可能です。

すべての団体見学は、少なくとも1週間前までにご予約をお願いしています。病院内の病鳥・コウモリは治療のため、訪問中に見ることはできませんのでご了承ください。

館内展示物には、名工 内山治夫氏によるハワイアンミツスイの彫刻や、在来種の写真やビデオ、HWC病院のバーチャルツアー表示、インタラクティブなタッチスクリーンモニターの展示壁があるほか、原生植物園などもセンター内にあります。地元のアーティストによる鳥やコウモリをテーマにしたアイテムや、HWCロゴ入りグッズなどをギフトショップで販売しています。

ハワイ日本文化センター

ハワイ日本文化センターは、日系人の伝統を重んじ、多様性を受け入れ、それらを次世代の人々に伝承することを目的に活動しています。

私たちは、伝統、文化、土地への愛情を理解し、適切なプログラムや、有意義なコミュニティ・サービス、革新的なパートナーシップを通じて、次世代に文化を継承していきます。

私たちは、⽇系アメリカ⼈の伝統とアロハの精神に⾒られる価値観を指針として、この活動に取り組んでいます。

活動目的

私たちの使命は、ハワイで進化する⽇系社会を通して、現在および今後の世代が多様なコミュニティを強化できる社会を作ることです。

活動内容

オンラインや対面プログラム、デジタルコンテンツ制作、催し物、教育クラスの開催など様々なプログラムを行っています。

また、歴史展示館、資料館、武道剣士館、茶室、ギフトショップを併設しています。

その他のリンク

カコオ オイヴィ

カコオ オイヴィ(Kākoʻo ʻŌiwi) は、オアフ島コオラウポコ モク(Moku= 区域)、ヘエイア アフプアア(Ahupuaʻa= 土地区画)を拠点に、2007年に設立された501(c)(3)非営利団体です。現在、同団体はハワイ州地域開発局(HCDA)と38年間のリース契約を結び、ヘエイア湿地帯にある約405エーカーの農地再生と環境的生産性を回復する長期プロジェクト「Mahuahua Ai o Hoi(ホイの実を再生する)」を実行しています。カコオ オイヴィは、文化、教育、生態系回復プログラムを通じて、地域コミュニティの社会的・経済的発展を促進しています。カコオ オイヴィの使命は、ネイティブハワイアンの文化的・精神的慣習を永続させることです。

活動目的

西洋人来島以前、ヘエイアにはオアフ島で最も広大な湿地タロイモ栽培地がありました。(引用:Handy, Handy & Pukui, 1972)1930年代半ばまで、ヘエイアの湿地帯では農業が盛んで、栄養価の高いハワイアンの主食であるカロ(タロイモ)を大量に生産し、ヘエイアとカネオヘの住民に社会的、経済的発展の機会を与えていました。

現在、カコオ オイヴィは、文化、教育、生態系回復プログラムを通じて、地域社会の社会的・経済的発展を促進しています。カコオ オイヴィの使命は、ハワイ先住民の文化的・精神的慣習を永続させることです。

活動内容

Mahuahua Ai o Hoiプログラムは、生態学的かつ持続可能な農業を通じて、食料の安全保障と生物多様性をコミュニティにもたらすことを目的にしています。 カコオ オイヴィのビジョンは、このプログラムによってヘエイア地域に存在する生物種や、生態系が健全になり、それによって人間社会に恩恵をもたらす環境を整えることです。我々人間がその大切さを認識し、アフプアア(土地区画)を形成する山間部、淡水域、河川域、海域の復元・保全を支援し、堆積物や外来種の排除などの活動に参加することでハワイの自然コミュニティを再確立することができるのです。

カウアイ・ミュージアム

カウアイ島リフエにあるカウアイ・ミュージアムは、カウアイ島やニイハウ島の伝統工芸品をはじめ、地質や考古学に関連した展示物、ハワイ先住民の生活様式や1778年キャプテン・クックがカウアイ島ワイメアに上陸した際の様子、ハワイ王国、移民の歴史などを展示しています。
博物館館内には、アーティスト、彫刻家、工芸家の作品を紹介するギャラリーもあります。

活動目的

カウアイ・ミュージアムは、カウアイ島、ニイハウ島の先住民と移民の歴史によりもたらされた文化遺産や伝統、芸術的遺産などのコレクションの展示、保存、調査分析を行い、次世代に伝え継ぐことが目的です。

活動内容

カウアイ島、ニイハウ島の歴史をコミュニティや訪問者と共有することを目的に、文化遺産の管理や保存のための活動を行っています。

カウアイ・ミュージアムは、貴重な美術品や伝統工芸品を一般公開しています。
館内では、古代ハワイアンの生活の様子やキャプテン・クック上陸時の様子などハワイの歴史に関する展示物も数多く、専門ガイドによるガイドツアーなども実施しています。

キプカ・オロワル

キプカ・オロワル(Kipuka Olowalu) はマウイ島オロワル渓谷に所在地を置く501(c)(3)の非営利団体です。私たちは、ハワイの遺産に敬意を払い、この土地に根ざした教育活動を通じて、文化と環境のつながりを直感的に理解する力を養うことを目指すと共に、それらを次の世代が継続できるようコミュニティを強化していきます。

活動目的

私たちの使命は、ハワイ諸島に存在するカナカ・マオリ(ネイティブハワイアン)の伝統と慣習を永続させ、ハワイアン先祖が代々大切にしていたその土地との精神的つながりを再起するきっかけを作り、後世に伝えていくことです。

活動内容

キプカ・オロワルは、訪問客や学校などの教育機関に開放され、ここでは自然環境のほか、ネイティブハワイアンの土地管理や慣習などハワイ文化について学ぶことができます。我々はあらゆる世代の人々がハワイアンスピリットの継承に参加できるよう、学習環境を提供できるよう日々努めています。キプカ・オロワルは、この場所を地域社会のイベントや文化団体に開放し、コミュニティが集う場であることも目標としています。この組織の最優先事項は、ハラウ(グループ)やハワイ文化活動を行う団体を歓迎し、受け入れすることです。

キプカ・オロワルでは、毎週水・木曜日をボランティア活動日として、参加者には生物多様性(外来種の除去、ハワイ在来種の植え付け、タロ芋の栽培、文化的・生態的な繋がりを育む学習など)の復元作業を行なってもらいます。

クレアナ・コーラル・リストレーション

2019年に設立されたクレアナ・コーラル・リストレーションは、ネイティブハワイアン、科学者、海洋保全擁護者など様々なチームを構成し、オアフ島周辺の劣化したサンゴ礁復元のための取り組みを行っています。現代の科学的技術を組み合わせ、豊かなサンゴ礁生態系保全を目標に、「アイナモモナ」を行っています。

活動目的

過去30年間で、世界中のサンゴ礁の約50%が失われました。
今後、抜本的な行動を取らない限り、2050年までに世界のサンゴ礁の90%を失う可能性があると言われています。
クレアナ・コーラル・リストレーションは、劣化したサンゴ礁の生態系復元を行い、人間の介入なしに自然に存続できるようになることを目的としています。

活動内容

クレアナ・コーラル・リストレーションは、ハワイのサンゴ礁に焦点を当て、
次の3つを目的に活動しています。

1.オアフ周辺で損傷しているサンゴ礁の修復

ハワイ特有のサンゴの修復方法を開発し、無理のない、実現可能な手法で、島全体で適用できる技術開発を目指しています。

2.サンゴ礁のモニタリングとマッピング

サンゴ礁のモニタリング、カメラなどのシステムで、既存のサンゴ礁のマッピング、復元されたサンゴ礁の追跡、そして海洋動物の個体数を定量化します。

3.地域コミュニティ内へのエデュケーション

地元の人々や訪問者に、海洋生態系とそれらを保護するためのKuleanaの重要性について教育します。

クプ

2017年に設立したオアフ島ホノルルにあるクプは、次世代を担う若年層に、ハワイ文化をはじめ、持続可能なエネルギー、環境保全に関する教育プログラムを提供しています。
そのために、米国魚類野生生物局 (USFWS) やハワイ州土地・天然資源局(DLNR)など連邦機関や州の機関から、Mālama Loko Ea や Hui o Koʻolaupokoといった小規模な非営利団体まで様々なNPOと取り組みを行っています。

クプとは、ハワイ語で「育成する、成長する、拡大する」という意味です。
クプのプログラムを通じて、人や土地、海などの自然環境を守り、持続可能なコミュニティを作り、参加者の経験やスキルを高めることを目的に活動しています。

活動目的

16歳~24歳の若年層向けの活動を通して、環境保全教育や福祉教育を行っています。

◎グリーンジョブ:自然環境保全に関わる仕事に従事する、もしくは活発的に活動を行う
◎文化認知:ハワイ文化への更なる理解形成を目的、ハワイとの関係性を構築する
◎環境問題:環境問題に対して積極的に取り組む
◎奉仕活動:コミュニティに貢献するための活動を行う
そして、これらの活動を通して、私たちの大地、海、コミュニティに息吹を吹き込めることを願っています。

活動内容

16歳~24歳の若年層に向けに様々な実践的なトレーニングプログラムを提供しています。 具体的には、高校や大学のクレジットを取得できるプログラムをはじめ、有給インターンシップもあり、学ぶと働く環境を提供しています。

最新のプログラムの詳細は、下記のサイトよりご覧いただけます。

ナショナル熱帯植物園

ナショナル熱帯植物園の5つの植物園(ハワイ:4、フロリダ:1)、保護区、研究センターのネットワークでは、熱帯植物と、それらの生態が永続できる環境づくりの活動を行っています。先住民の知識、地域優先事項、そして科学的研究によってナショナル熱帯植物園は生物文化的なアプローチを実践しています。私たちは共に、植物、人類、そして土地との豊かな関係を回復していきます。

活動目的

熱帯植物、生態系、文化遺産を永続し、社会を豊かにすることを目的としています。

活動内容

すべての植物園では、植物と人々の関係を深めるために一般公開され、専門家による案内の元、希少な植物や自然遺産を実際に見学することにより、地元の学生や世界中からの旅行者などが植物や生態系について学ぶ機会を提供しています。詳細は、ウェブサイト(ntbg.org/gardens/tours)をご覧ください。またボランティアなど様々な形でナショナル熱帯植物園に関わることも可能です。ボランティア情報や参加要項は、ntbg.org/support/volunteerで閲覧可能です。

カウアイ島に3つのガーデンとマウイ島に1つのガーデンが点在

カウアイ島:リマフリ・ガーデン

カウアイ島:マックブライト

カウアイ島:アラートン・ガーデン

マウイ島:カハヌ・ガーデン

サーフライダーファンデーション

サーフライダーファンデーションは、主にボランティアで運営する団体です。
アメリカ国内80の支部があり、100のユースクラブと共に草の根活動を行っています。
オアフ支部は80支部の1つで、7つのユースクラブが目的を達成するために、パートナーやコミュニティメンバーと協力しながら活動を行っています。

活動目的

サーフライダーファンデーションのミッションは、ネットワークを通じて、すべての人々がビーチを楽しむために、私たちの海、ビーチを保護していくことです。
オアフ支部は、アメリカ国内80支部の中で最も活動している支部の1つです。
サーフライダーのネットワークには、100のユースクラブがあり、そのうち6つはオアフにあります。 私たちは、ボランティアが運営する組織として、プログラムやキャンペーンを通じて地域コミュニティによい変化をもたらすために活動する、海の愛好家の集まりです。

活動内容

ビーチクリーンアップ、ブルーウォーター・タスクフォース、エデュケーション、政策などを行っています。
毎週木曜日(午後4時から午後5時30分):オープン・オーシャン・フレンドリーガーデンのプログラム開催

サーフライダーファンデーションのイベントは、下記ウェブサイトでご覧いただけます。

サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ

サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ (SCH) は、地域社会の人々が気軽にクリーンUP活動などに参加しやすい環境づくりやプログラム運営をしている非営利団体です。場所に合った多種多様な活動プログラムを通し、クリーンUP活動の原因となっている消費・ごみ削減を推奨し、海岸線の向上に取り組んでいます。

活動目的

SCHは、海岸を大切にする地域社会を実現することを使命としています。人々が生きるこの世界が感動を与える場所であるために海洋保全を大切にするコミュニティがある世界を思い描いています。SCHの使命は、行動(Action)と感動 (Inspiration) の2つの柱によって実現されます。行動(Action)は、大規模クリーンUP活動や循環再生イノベーション、自然環境汚染の1つであるプラスチック消費削減の意識向上など、未然にできる解決策を見出すためのイベントを開催しています。感動 (Inspiration) を通して、海岸線を美しく保つ啓発コミュニティを築く活動をしています。

活動内容

SCHは廃棄物ゼロを推進する地元企業・団体と一緒に「持続可能な」イベントの実現を目指し、廃棄物分散・堆肥化プログラム「SustainEvents」を推進しています。SCH使命の1つの柱であるインスピレーション活動では、(Re)Learning チームが、地元の子供達への海洋汚染の課題解決に向けた教育プレゼンテーションをクラスルームで行なっています。(そのほかのエリアの場合はオンラインなどで開催)このプログラムを通じて次世代ジェネレーションが重要なチェンジメーカー(Change Maker)であるという意識を高めてもらうことです。コミュニティ啓発チームは、オンラインメディアや革新的な方法で、年齢に関係なく、海洋保全のための行動を起こす意欲を高める活動を行なっています。

ワイパ・ファンデーション

ワイパ財団は、カメハメハスクールが所有するカウアイ島北部にある1600エーカー(約6.47平方キロメートル)のワイパ・アフプアア(アフプアアとは、古代ハワイの人々が使っていた土地区分のこと)を管理しています。
1980年代初め、この地は、リゾート・ゴルフ場開発の計画がありましたが、カウアイ島北部のネイティブハワイアンの住民活動の甲斐あって、ハワイの文化を継承するために保護されました。

ワイパ財団は、文化継承を行うために1994年に設立しました。現在の活動は、コミュニティべ―スの様々なプログラム、プロジェクト、フェスティバル、会合などを通して、毎年何千人もの人々に、学ぶ機会、サービスを提供しています。
ワイパ財団は、主にカウアイ島北部の若年層や家族を対象とした、プログラムを提供しています。それ以外にも毎年、カウアイ島内、ハワイ州内外の学校、グループから何千⼈もの⼈々にもプログラムを体験していただく機会を提供しています。

ワイパ財団スタッフは、約30エーカーのタロイモ畑、庭園、果樹園、フィッシュポンドなどを管理しています。庭園やロイ、他の地元農家からの農産物は、敷地内のキッチンとポイミルでポイ、チーズケーキ、焼き菓子、前菜などを作ります。また、キッチンや施設、ファーマーズ・マーケットでは、地元の生産者をサポートし、コミュニティの集まりや文化活動などのための場所として提供しています。

私たちの小さなカヌーは、ハナレイ湾とその周辺でハワイの伝統航海術カヌーの文化やその知識を教えています。ワイパ財団は学びの宝庫であり、陸から海のことまで学べます。

活動目的

ワイパ財団は、実践的な学習センターとなることを目的に運営しています。 「aloha aina」や「malama aina」といったハワイの価値観を共有し、ワイパとつながるすべての人々がこれらの価値観を、自分たちの生活に取り入れてもらうことを願っています。

活動内容

2022年6月から毎週火曜日、木曜日の朝、農園・フードツアーを開催しています。

また、毎月第4土曜日の午前9時からアフプアア内の様々な場所でボランティア活動を行っています。