クプ Kupu
2017年に設立したオアフ島ホノルルにあるクプは、次世代を担う若年層に、ハワイ文化をはじめ、持続可能なエネルギー、環境保全に関する教育プログラムを提供しています。
そのために、米国魚類野生生物局 (USFWS) やハワイ州土地・天然資源局(DLNR)など連邦機関や州の機関から、Mālama Loko Ea や Hui o Koʻolaupokoといった小規模な非営利団体まで様々なNPOと取り組みを行っています。
クプとは、ハワイ語で「育成する、成長する、拡大する」という意味です。
クプのプログラムを通じて、人や土地、海などの自然環境を守り、持続可能なコミュニティを作り、参加者の経験やスキルを高めることを目的に活動しています。
活動目的
16歳~24歳の若年層向けの活動を通して、環境保全教育や福祉教育を行っています。
◎グリーンジョブ:自然環境保全に関わる仕事に従事する、もしくは活発的に活動を行う
◎文化認知:ハワイ文化への更なる理解形成を目的、ハワイとの関係性を構築する
◎環境問題:環境問題に対して積極的に取り組む
◎奉仕活動:コミュニティに貢献するための活動を行う
そして、これらの活動を通して、私たちの大地、海、コミュニティに息吹を吹き込めることを願っています。
活動内容
16歳~24歳の若年層に向けに様々な実践的なトレーニングプログラムを提供しています。 具体的には、高校や大学のクレジットを取得できるプログラムをはじめ、有給インターンシップもあり、学ぶと働く環境を提供しています。
最新のプログラムの詳細は、下記のサイトよりご覧いただけます。
沿革
- 2001
- ポノ パシフィック、ハワイ州土地・天然資源局 (DLNR) との契約を通じて、プログラム「HAWAIʻI YOUTH CONSERVATION CORPS 」を再開
- 2006
- 通年プログラムの「リーダーシップ開発プログラム」。インターンシップ プログラム。夏季プログラムを開始
- 2007
- クプ・ハワイ設立。「HAWAIʻI YOUTH CONSERVATION CORPS 」の拡充
- 2009
- 連邦政府から非営利団体として認定
- 2011
- Kupu は、持続可能な取り組みとして若年層向けの「HAWAIʻI YOUTH CONSERVATION CORPS 」を拡大
- 2013
- ハワイ州教育省 (DOE) の学校と提携し、環境教育リーダーシッププログラムを立ち上げる
- 2017
- 10 周年を迎え、10 年間で 3,250 人以上の若年層が環境に関する学習やインターンシップなどに参加
- 2018
- ジョブスキルを磨くための施設「The Harry and Jeanette Weinberg Hoʻokupu Center」をカカアコに開設
- 2020
- Kupu ʻĀina Corpsプログラムを設立。また、 COVID-19 によって、解雇など影響を受けた350 人以上を一時的に雇用